茨木市 クローゼット・床工事

数年来のお付き合いのあるお客様からご依頼頂きました。

収納が欲しいのと、1Fの洋室が寒いと仰っておられました。

大きなお宅で広縁(奥行の広い縁側)があるのですが、そこに収納を作りたいと仰っておられました。

その広縁は増築しているようで、小さい流し台を設置していました。が、全く使う事はない様で、それなら流し台を取り払ってそこへクローゼットを造ろう!となりました。

幅は柱の内々の寸法が1670㎜ありましたので、既製品のサイズを入れる事が可能です。既製品が入らない場合は、その場所に合わせてサイズをオーダーすることも出来ます!高さも2400㎜ありましたので既製品で問題なしの寸法でした。奥行も900㎜位あります。

壁は真壁(柱が見えている)でしたので、柱と柱の間を真っ直ぐになるように下地をして、天井・壁とベニヤ板を張りました。

今回は下枠のないタイプのクローゼットを付ける事にしました。

下枠が無い事で物の出し入れがしやすいと思います。特にキャスターが付いているような物は。

リフォームの場合はどうしても建物の水平・垂直が悪い場合があるので苦戦する場合があります。

天井と壁を張り終えると、クローゼットの枠を取り付けていきます。ここで水平・垂直が重要になります。

枠を取り付けてから天井・壁を張る場合もあります。現場の状況で順番も変えていってます。どちらが先でも問題は無しです!

クローゼット内に枕棚と呼ばれる棚板を取り付けました。その下に服を吊れるようにパイプを取り付けました。

あとはクローゼットの扉を付けて、扉の調整をすると完了です。お客様も収納が増えたと喜んでおられました。

ほとんどの場合、問題なければ1日で出来ます。朝と夜とで違う風景になります(^^) 床板はそのままなので少し汚れていますが。流し台の跡です。

次は洋室です。

お部屋が寒いのと床板がヘコヘコしているとの事でした。床板は経年劣化でヘコヘコしているお宅は多いです。長年の湿気も原因だと思います。

床の下地と下地の間の床板が踏むとヘコヘコしているんです。床の下地材は踏んで確かめた感じで大丈夫だろうと思い重ね張りを提案させて頂きました。

寒さ対策は床下にスタイロフォーム(断熱材)を入れる事にしました。まず初めに、1番床板がヘコヘコしている所を切り取りました。

床板の表面が浮き上がっているのでご自分で小さな釘を打っておられました。

切り取った部分から床下へ入り床下の状況確認と、スタイロフォームを床下へ取り込みました。全て寝転がっての作業ですのでなかなか捗りません。

床下へ入ると下地と下地の間に発泡スチロールタイプの断熱材が入っていました。ただ、1度工事をされているようで、工事をする際に邪魔になった断熱材を床下の端っこに積み上げていました。

その断熱材を元々入っていたであろう場所に戻して、今の発泡スチロールは残した状態でその下からもう1重になるようにスタイロフォーム(断熱材)を隙間が出来ない様に張っていきました。

全て断熱材を張り終えると、切り取った床の部分を補修して、床の下地の位置を確認して、今の床材を下地にしっかり釘止めをしてからフローリングを張っていきます。

裏庭に出る掃き出しサイズの窓もあり、そこに内窓を付けさせて頂きました。

ガラスはぺアガラスの透明にしました。やはり窓廻りからの冷えは結構ありますもんね。

内窓は気軽に取り付けられるし、断熱にも騒音対策にもなります。以前取付させて頂いた事のあるお客様は「雨が降っててもわからへん」と仰っていました。

これは建物にもよりますが…

これでこれからの寒さ対策は変わると思います!

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