枚方市 畳からフローリングに張替え工事
25年以上のお付き合いさせていただいているお客様から
今回は、和室の畳をフローリングに張り替えのご依頼を受けました。
普段は、お母様の寝室として使われている部屋ですが、
床がべこべこになり、将来的にベッドを置く予定なので、
床をフローリングにして、聚楽の土壁も塗り替えたいというご希望でした。
ここからは、施工の流れをご紹介します。
まず畳を撤去したあと、畳の下に敷いてあった合板も撤去
こちらは、床下地を撤去している様子です。
合板が湿気ているので裂けるように剥がれます。
床がべこべこの原因は経年劣化と湿気と下地が細く、
下地間が遠いのが原因の事が多いです。
そして、下地となる(床組み)を新しくします。
基礎の部分で床を支える束石(コンクリートの部材)に束をたて、
大引きを設置後に根太を敷きます。
根太と根太の間に断熱材(スタイロフォーム)を入れます。
次に床下地(合板捨て貼り)を張ります。
合板捨て貼り+フローリングで2重の床にします。
続いて壁の塗り替え作業を始めます。
2月の寒い日でしたが、作業をされている姿に頭が下がる思いです。
こちらは、上塗り作業の様子です。
いつもありがとうございます!
最後に床にフローリング材を張っていきます。
フローリングには、複合フローリングと無垢フローリングの2種類があります。
複合フローリングとは、複数の合板を張り合わせた下地材の表面に、
天然材やシートを張り合わせたフローリングのこと。
無垢フローリングとは、素材に100%天然木を使用したフローリングのこと。
今回は、複合フローリングをお選びしました。
複合フローリングのメリットとしては、
無垢と比べてコストを抑えられる傾向にあり 施工後も温度や湿度によって変化しにくいため、
標準的な床材として広く使われています。
施工前は、あまり日の入らない和室でしたが
ご希望のフローリング色に合わせて 壁に薄いピンクがかったホワイト系の色をご提案しました。
完成後に施主様からは、「部屋が明るくなってよかったわ!」と喜んでいただきました!