枚方市 浴室 改修工事
以前から何度かご依頼頂いているお客さんからご連絡頂きました。
以前にも「どうもお風呂場の下へ水が漏れているような感じがする」とおっしゃっていました。 伺って床下へ潜りました。 が、在来工法のお風呂で浴室の床はタイル張りで床下から、除く事が出来ません。
ユニットバスの場合は、床に脚のような感じで金物が付いていて床が地面より浮いているのですが、在来工法の場合は土とかがびっしり詰まっていて見えないんです。
お客さんが「この際、ユニットバスに入れ替えて欲しいと」言って頂き、色々と調べて、メーカーの方にも現場に来て頂きましたが、現状のサイズに適用できるユニットバスが無いとの結果になってしまいました。
奥行は2m位あるのですが、幅が94㎝しかなく浴室の隣が玄関で柱を抜いて幅を大きくも出来ないのでユニットバスは諦めて頂きました。
現状は天井はモルタルに塗装をしていて、壁は床から高さ120㎝位までタイル張り。タイルの上もモルタルに塗装、床はタイル張り。
ユニットバスが入らないので、床・壁・天井をリフォームさせて頂く事になりました。 今回は浴槽はそのままで、天井は既存の天井を下地ごと捲り下地をし、浴室用の天井材を張りました。
ここのお宅は浴室の上がベランダでしたので、ついでにベランダからの水漏れチェックも出来ました。 ベランダからの水漏れは大丈夫でした(^^)
天井板を張る下地を木材で組み、捨て貼りに耐水合板を張り、防湿透湿シートを張ってから浴室用の天井材を張っていきます。
壁はタイルの部分と、その上の部分で段差があるので、段差をなくす為に下地をして左官屋さんに真っ直ぐに仕上げてもらいました。
板の白い線は板の繋ぎ目から水が入らない様にコーキング材を塗っています。
床は潰さないので、今の床に防水屋さんに防水をしてもらいました。
ここまでが、下地処理工事で、ここから天井・壁・床と仕上げていきます。
壁は浴室用のパネルを張っていきます。よくキッチンに貼っているツルツルのパネルの浴室用です。見た目はほとんど同じですが、表面の処理が違うようです。
施工方法もほぼ同じなんですが、水が入らないようにする為にキッチンよりも少し手間がかかります。施工用のテープもちょっと違います。
壁を張り終えたら次は天井です。 浴室用のバスパネルです。
天井が完成しました。 最後は床を仕上げます。 今回は滑りにくく、ヒヤッとしにくいシートを張りました。 こちらの品物は介護保険の住宅改修にの対象にもなります。
元々、片開きだったドアも折戸に取り替えました。
完成しました!
ユニットバスが入らなくてもスッキリ快適にリフォームできます!
お客さんにも「見違えたわ~」と、喜んでいた出来ました(^^)